自転車と車と徒然なる日々

ロードバイクとBRZで、日々の小さな幸せを楽しむ記録。

201704 ロードバイクのホイールについて感じたこと、、、現実は残酷

20170409.SUN
これまでのロードバイクホイール履歴。

Calamita完成車に付いてた無名 → ZONDA → SL950完成車に付いてたRS11 → Ksyrium Pro Exalite

と使ってきました(基本的にタイヤは25c)。
Calamita:無名、ZONDA、RS11
SL950 :ZONDA、RS11、キシリウム
 
数も種類も少ないけど、何となく分かってきたことがあります。

それは、
 自分の場合、平坦ではどれを使っても大して違いは無い 
ということ。
※レースに出ない、気ままに走る週末サイクリスト。


◆平坦でのお話
ZONDAにした時:ん?はて??
RS11にした時:んん?うーん、、、あれれ?
キシリウムにした時:んんん?え、まさかね、、、そんなことが。
 
値段にしたら数倍の違いがあります。
高価なホイールなら速く走れるかというと、巡航速度は悲しいぐらいに全く変わりません。
疲れ具合とか漕ぎ易さとか、何か変化があるかというと、これもほぼ無し、誤差の範囲、、、 一日で走行する距離は100-150km程度でのお話。


キシリウムの時にほぼ確信しました。
自分の体力&脚力では、そもそもホイールの違いが出る領域まで使えていない! 
つまり、何を使っても大して変わらないということ。
自転車パーツの中では「ホイールが一番違いを感じられる」とよく耳にする中で、なかなか残酷でザンネンな現実がみえてきました、、、

おそらく、スピード域がもっと高かったり、高いスピード域を維持できる人だと違いを感じられるのではないかと。自分の巡航速度(気持ちよく走れる速度)は27-30km/hぐらい。30km/hでは心拍が150台後半になっているので、もはや巡行速度と言っていいのか分かりませんが。笑

「ホイール換えたらギヤが1-2枚軽くなった!」とか言ってみたかったなぁ、、、( ;∀;)


◆上りと下りのお話
これは自分レベルでも、ある程度の違いを体感できました。
リムが硬いと言われているホイールほど、上りでは前に進む感じがするし、下りでは狙ったラインを素直にトレースしやすいです。下りではスピードが出るほど違いが出そうだけど、下りを攻める訳ではないので、自分のスピード域ではRS11でもZONDAでもキシリウムでも安心感の違いは僅かです。それでも比べると、この中ではキシリウムが一番進む感じがするし安心感も高いです。
※最初のCalamita付属の無名ホイールとは、かなりの違いがあります。

ただし、これまた残念なことに、キシリウムにしたからといって上りのタイムは早くなりません。原因は明白で体力&脚力です。上りで前に進む感じがするのは間違いないけど、それでも体力&脚力不足を補うほどではなかったというのが現実です。


下りに関してはコーナーでの安心感が増すのはとても重要だと思います。
 安心感=心に余裕が生まれる=体が無駄に硬直しない=無駄な落車を避けられる

一定以上のスピードで曲がるコーナーでは、
 自分が想定したラインより膨らむ(アンダーステア方向)→ 恐怖を生む → その恐怖で体が硬直する → ふつうの荷重移動ができない → さらにラインが膨らむ
という悪循環になり落車へ繋がりやすくなるでしょう。
恐怖で身体が硬直することが一番危険。リラックス状態ならふつうにできることが、硬直するとできなくなります。だからこそ「怖い」と感じるスピードで走ってはいけない。一般道の路面は一定ではないので、一瞬タイヤが滑ったり凹凸があったりした瞬間に、心に余裕があった状態かどうかで、身体が反射的に対応できるかの分かれ目になると思います。

コーナーへの前提として、コーナーに入る前にしっかりブレーキングで速度を落とすことが最も重要なので、ブレーキの効き具合も安心感への大きな要素です。



◆見た目のお話
もうこれは完全に好み。
一つ言えるのは、ホイールの見た目を堪能できるのは自転車を降りた時だけ。
そして自分のレベルでは、ホイール換えた感を一番堪能できるのは「見た目」ということ。笑


◆結論
雑誌で書いてあるようなホイールインプレは、自分レベルでは気にしてもしょうがない、ということが分かってきました。
つまり、 自分が重視するポイントで好きなものを買えばいい。
とても当たり前なんだけど、自分にとってポイントになるのは何か?ということに、幾つか使ってみてやっと分かってきました。経験豊富なライダーがインプレして雑誌に載っているんだから、素人としては気になるではないですか(^^;


自分の場合は、
見た目と下りでの安心感+利便性がポイント。



ホイールについてこんなことを感じたので、気になっていたホイールを連続で買ってしまった訳です。笑 まぁ、いつまで自転車で遊べるかも分からないですし。
ホイールの特性的にオールラウンドではないので、自分でも体感できる違いがあるのか無いのか楽しみです。
結局買ってしまうのが機材好き\(^o^)/
世界経済に貢献してるなぁ。 

20170324.FRI ラーメンからの桜見られずライド

20170324.FRI
仕事が一段落して、年度末だけど有休がまだまだ余ってるので、お休みして走りに行くことに。

川島町辺りでは有名らしいラーメン屋さんがあり、以前から行ってみたかったけど週末は結構並ぶらしい。並ぶのは好きではないので、行くなら平日の開店時を狙ってました。
それとラーメン屋さんから近くの北浅羽桜堤という桜を観られるポイントがあるのを知ったので、是非行こうと。


そんなことで、8時過ぎに出発です。
いつも通り荒川CRを北上するも、荒川峠が予想よりかなりキツい。予報では5mだったけど10m近いのでは?という感じ(;´Д`)


それはさておき、最近悩みの種になっているのが膝痛。
シューズを換えたら突然発症。20km走るぐらいで痛みが出てくるので、それなりに深刻でしょう。自分には無縁かと思っていたカント調整とやらを試していて、今日も途中で何度か止まってはクリート外して調整しながら走りました。右脚は単純なO脚の対応で痛みは無くなったけど、左脚はそう単純そうではない模様、、、いや、参ったもんだ(x_x)


閑話休題。
ラーメン屋さんまでは片道約40km。ずっと向かい風か横風なのと、途中から少しずつ痛みが出始めて調整で何度も停まっていこともあり、11時ジャストに何とか到着。
やっとこられました、中華そば四つ葉
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開店前に並んでいた人達が全員入ってたようで、自分は並んでも二人目。結局、10分待たずに入れました。狙い通り(^^)/

ふつうのラーメンにするつもりだったけど、何やら平日限定のつけそばがあるではないですか。つけ麺好きでもあるので、これは食べておかないと!
「平日限定 特製つけそば」¥1130
人生でこれだけ高価なラーメンは初かな(^^;
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どーん。
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麺が太いと書いてあったけど、予想以上でした。太さが3、4mmあります。つゆというのか汁というのか分からないけど、かなりのドロドロタイプ。普通盛なのに最後の方はつゆが無くなってしまう位にドロドロです。

極太麺といいつゆといい、好みがはっきり分かれるかと。
自分的には微妙でした。決してマズイとかはなくてふつうに美味しいけど、自分にはちょっと麺が太過ぎでつゆがドロドロ過ぎ。次来た時は定番らしい「四つ葉そば」を食べてみよう。
大盛りがあるけど、つけそばは並でも相当な量があります。書いてないけど重さにしたら400gオーバークラスかと。お腹が苦しくて自転車に乗り続けるのがなかなかツライレベルでした(^^;


自分が入った時は全然混んでなかったけど、食べ終わって外に出たら12時近かったこともあるのか、駐車場は満杯だし、待ちも10人以上になってました。平日でこれだとやはり週末は混みそうだな。


さて、北浅羽の桜を観に行こうと走り出したら、膝痛が、、、、(TдT)
ちょっとマズイぐらいの痛さ、、、
たぶんここから北浅羽までは数kmしかないとしても、帰路は40km以上ある。
桜は今日だけじゃないし、今年だけでもない。優先すべきは1つしかない身体。一時の誘惑に拘ってはイケナイ(じゃあ、痛いのにラーメン食べに来たのはどうして?というのはあるけど、それはそれ)。
潔く引き返して帰路につきました。

行きはかなりの向かい風だったので、帰りは前から風を感じなくて陽射しが暑いぐらいの追い風天国。膝が痛いので踏み込むこと無く、風に押されるがまま走って帰宅。
IMG_3157


食べてから3時間経ってもお腹が苦しかった、、、
極太麺だから消化も遅いのかな?


うーむ、それにしても膝痛いはマズイな。
選んだシューズが自分の足には特殊過ぎたかも。右膝はカント調整で痛みが無くなったので、左膝も何とか調整できるといいなぁ。まぁ、こんな経験でも無ければ、自分の脚について観察して考えてみるなんてことしなかったから、良い機会でもあるのでしょう。

上手く調整できるまでは、1回のライド距離は50km以下にしないといかんなぁ。榎本牧場にさえ行けないではないか、、、


<走行記録>
距離   :85.2km
カロリー :1668
平均心拍 :148bpm 
最大心拍 :183bpm
走行時間 :3時間33分 
経過時間 :5時間28分
平均速度 :24.0km 
最高速度 :45.7km 
獲得標高 :384m(ガーミン)
平均ケイデンス :76rpm 
最高ケイデンス :114rpm
平均気温 :11.7度 
最低気温 :7.0度

20170318.SAT Mavic Ksyrium Pro Exalithを使ってみて(1500km)

約1500kmほど乗ってみての感想。
ちなみに、この時点で他に使ったホイールはZONDA(C15)と完成車付属のRS11だけです。
そういうレベルの感想です。←ここ重要。

Exalith君

何を置いてもこのホイールを購入した目的でもあるExalithリムが特徴です。
ExalithじゃなければZONDAで十分。
Exalithだから見た目も引き締まって好きなのです。
 

◆ブレーキについて
▼フィーリング
とてもいい!
何がいいかというと、ブレーキレバーの握り込み量に対して、リニアに制動力が上がっていくところです。つまり、強く握ったら握った分だけ制動力がキレイに立ち上がっていきます。そして制動力はふつうのアルミリムより全体的に効きます。一回り軽い力で同じ制動力を出せます。しかもコントローラブル。
なので、ライドを通じてブレーキングが楽になるのは間違いありません。自分としては、リニアな制動力の立ち上がりが自分の感覚と合っていたので、ブレーキングのストレスが減りました。ただし、どのように制動力が上がっていくのが気持ちいいかは、人それぞれの好み(感覚?)になるので、自分にはよくても他の人にも合うかどうかは別問題です。


▼代償その1
代償というのか分からないけど、ブレーキング時の音は独特のものがあり、ふつうのアルミリムからするとあり得ないほど大きな音がします。カーボンリムは「シュー」という音がするけど、その3倍ぐらいの音量で「キュイーン」という音が出ます。高音なのでより耳につきます。これは好みが別れるかもしれません。自分も最初は気になったけど慣れました。そういうモノだと思えば平気です。そしてこの音が出ることによるメリットもあります。ブレーキをかければ歩行者などは後ろから何かが来ていることを認識してくれます。それぐらい周りに聞こえます。

▼代償その2
もう一つ最大の代償であり、Exalithを使い続けるか悩むポイントなのが、ブレーキシューがめちゃくちゃ減ることです。Exalithリムを見れば納得するでしょうが、カンパのシャマルミレと違いリムには縦方向に筋が入っています。例えるなら、横に筋が入った洗濯板の上でブレーキシューを擦りつけている状態です。そら減りますよね、、、
平坦オンリーだと強いブレーキングをしないのでそこまで気になるか分かりませんが、下りを走ると制動力が良い分、思いっきりシューも減ります。それはもう、気持ちいいぐらいに減ります。走っている場所次第でしょうが、自分の場合ではフロントのシューは3000kmもつかどうか。フロントはトーイン設定が必須なのもあって余計に寿命が短いです。平坦ばかりならもっと走れるでしょう。


▼設定
フロントにはシューのトーイン設定が必須です。トーインつけないと「プキィァーーーー!!」というトンデモナイ大音量を発することになります。街中で注目を浴びたければ最高の武器になるでしょう。ある意味、Exalithにしたら一度は体験して欲しいぐらいです(自分は試しました)。ママチャリの古いやつだとリヤのドラムブレーキで凄い音がするのがありますが、あれと同じかそれ以上の音です。間違いなくブレーキするのを躊躇するようになります。危なくて乗れません。笑 フロントは必ずトーイン設定しましょう。
リヤにはトーイン設定は不要です。Exalitとしてふつうの「キュイーン」という音しかしません。

フロントのシューは目で見て減るのが分かるぐらいなので、トーイン設定(角度)も左右できちんと揃えましょう。でないと左右でシューの減り具合があっという間に違ってきて、シュー交換の時期を早めるてくれます。
輪行してタイヤの脱着をした時などには、乗る前にブレーキシューの左右位置がズレていないかチェックすることは必須かと思います。


◆感想
使ったのはドライのみです。途中で降られることでもない限り雨のライドはしないので、ウェットで試せる日はなかなか来ないでしょう。

おそらく最初に誰もが驚くのは、シューの減り具合かな。フロントはシューがトーイン角度になるまでの間は凄い勢いで削れます。初日は20kmぐらい平坦を走っただけで、黒い極細の削りカスがボトルの飲みくち全体にびっちり付きました!初めは何が付いたのが分からず、ちょっとした恐怖でしたね(^^; もはや手で拭き取れるレベルではないので、その日はボトルを飲む時に止まって蓋を開けて飲む羽目になりました。ボトルにカスが付かなくなるまでには、300kmほど走ったかな。シューがトーイン角度まで削れて全面が綺麗に当たるようになると、削れる量も少し落ち着きます。それでもふつうのアルミリムとは次元が違いますが、、、

平坦を走っている感じでは、正直、ZONDAとの違いをあまり感じません、、、ちなみに、お値段は倍以上違います。Mavicはリムがとても硬いと聞いていたけど、25Cタイヤも影響しているのか平坦では特に硬さを感じることはありません。世間では「よく転がるようになった」とか「掛かりが良くなった」という話を耳にします。この感じ方の違いは、ずばり脚にあると思います。自分の体力、脚力では、このホイールの特徴を活かせるまでの領域に達していないことが原因でしょう。言ってしまえば、自分レベルで平坦を走る分には、ホイールは何でも同じかと(^^;


平坦ではそうですが、上りでは自分でも違いを感じました。気持ち前へ進みやすくなったような印象を受けます。上り始めると「あ、いつもより前に進むかな」と。けど、体力の問題でタイムは早くなりません。これも脚があればタイム短縮に繋がるのでしょう。上りのようにトルクがかかる(誰もがトルクを掛けられる)箇所では、リムの硬さを活かせる気がします。
下りはZONDAでも不満はないけど、こちらはもう少しだけ安心感が増しますね。ただし、ZONDAにはC15の幅に25Cタイヤを付けていて、コーナーでのタイヤのよれ具合の条件が同じではないので、このホイールの方が上とはいい切れないけど、このホイールの安心感が高いのは間違いないです。狙ったラインを無理なくトレースできます。タイヤはMavicホイール純正の25C。ブレーキの安心感も相まって、自分レベルでも上り下りではかなりの好印象でした。


そういえば、後輪を浮かせた状態でクランクを逆回転させると、チェーンオイルがきちんと付いている状態でもなかなかの勢いで後輪が回ります。この辺りはMavicハブはシール性が高いからなのか、フリーハブのオイルの状況なのか分からないけど(新品ですけど)、ZONDAとは大きく違います。きっと気にする人には向かないでしょう。


◆ブレーキシュー
純正は高いです。この勢いで減ることを考えると、よりランニングコストが高く感じるでしょう。純正はSWISSTOP製です。聞いたところによると、最初はMavicが自社製で作ろうとしたけど、結局良い物ができずにSWISSTOPに依頼したとか。ショップもハッキリとは言わない(言えない?)けど、SWISSTOPの「Original Black」で代替えできる噂があります。ネットでもこれを使っているのをよく見かけます。「Original Black」であれば4個で3500円前後なので、純正の半額ぐらいにはなるかと。まぁ、カーボンリムと違ってふつうのアルミリムより硬いリムなので、余程硬めのシューを使わない限りは、そこまで気を使わなくていいいかもしれませんけど(メーカーもショップも当然イイヨとは言いません、あくまで自己責任で)



◆整備
シマノやカンパ系のカップ&コーン式と比べるとベアリング式でメンテフリーなので、整備が面倒な人には向いているでしょう。フリーハブのオイルについては、ガンガン雨の中を走らない限りは、3、4000km目安で確認すれば十分だそうです(ショップ談)。それ以外で気にかけるのは玉当たり調整ぐらい(というかこれしかない)。これはカンパと同様に、車体に装着してからガタが出ない程度に締めるだけ。締める工具は専用品なので無くさないように。2本付いてくるので1本はツールケースに入れておくのを忘れないようにしましょう。
なので、いろんなハブグリスを試すが好きだったり、整備好きにはMavicをお勧めできません。笑




◆今後
嬉しいような悲しいような感じですが、何となく自分にとってのホイールの位置づけが分かってきました。雑誌などでハイアマチュアやプロレベルの人がホイールレビューをしているけど、自分はあういう内容が影響するレベルではないなと。まぁ、これも購入して試したからこそ分かってきたこと。
そんなことで、このホイールとは関係無いけど、一気に気になっていた他のホイールも逝ってしまいました(^^; まぁ、いつまで自転車で遊べるかも分からないので、買えるうちにというのもあるんですが。それ次第では、このキシリウムプロを手放すかも。 
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