自転車と車と徒然なる日々

ロードバイクとBRZで、日々の小さな幸せを楽しむ記録。

2016年11月

20161123.WED 痩せようライドを始める

20161123.WED
夏に太った分が今までと同じように自転車に乗っても減らない今日この頃。
それに加えてすぐに心拍が上がってしまうのは、有酸素運動領域内で乗っていないからかもしれない(かなりテキトウ)。
ということで、暫くは有酸素運動レベルで乗る、所謂ポタリング(LSDなのかな?)をメインにしようと思います。ポタリングでもフォームやケイデンスを色々試しながら走りますけど。
TT区間とか峠とか一部分だけは少し頑張る感じで。


さて、めっきり寒くなって、否応にも出発時間が遅くなります(´・ω・`)
9時過ぎに出発したため、ときがわ町まで行くには時間が足りない。それに脂肪を燃やすライドなので、久しぶりに平坦オンリーで荒川CRをずっと北上することにしました。


が、荒川CRに入ると11月なのに荒川峠が出現、、、(*_*)
向かい風にはめっぽう弱く、あまりにスピードが落ちるので気がつくとある程度頑張ってしまいます。せめてこのぐらいのスピードは維持せねばと走っていて、ふとガーミンを見ると心拍が160を越えてる、、、
マズイっ、これではいつもと同じ、、、脂肪を燃やさねば!
とスピードを落とすも、さらに向かい風が強くなるという。
ホンダエアポートの鯉のぼりが真横に泳いでる、、、


それにしても向かい風の時ほど休まないのはなぜなんでしょうね(なので写真が無い)。
止まると走り出しがツラいからでしょうか?

 
久しぶりにエアポートよりも北上です。
そして、ここからさらに向かい風の試練レベルが上がります、、、
頑張らないようにと何とか心拍を150台に抑えるも、一時は20km/hを割るレベル。
平坦で20km/hを割ると進んでいる感じがしなくて、目的地に着くのか?と思えてきます(^^;
かと言って、ここで引き返しては何のために荒川峠を走ってきたのか分かりません。
もう無心で漕ぐだけです。

向かい風で良いなと思うのは、より効率的なフォームを探しやすいという一点のみですね。ただ、「さっきより楽になったぞ、これか!?」と感じてたら、単に風が弱くなってただけという、自然の掌で踊らされることもままありますが。


そんなこんなで、吉見管理事務所をスルーしてどびんやへ到着。家から50kmちょい。
12時半頃だったので、10食限定ランチが残ってるか不安だったけど、何とかゲット。
ロールキャベツも美味しかった~
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食後にお団子を食べようとメニューを見たらぜんざいが!
甘さ控えめのアンコで好みにピッタリ。
お餅は言わずもがな。
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大満足なランチでした(^^)


帰りは素晴らしい追い風天国!!
でも、強い追い風だとどんなフォームやペダリングでも苦もなく走れてしまうので、フォーム改善には向きませんな。
ふだんは体験できないスピードを維持できてしまうので、ついつい頑張ってしまいがちだけど、ここは脂肪を燃やすことに集中です。ケイデンスが下がってもペダリングがスカスカにならない程度のギヤで心拍が上がらないように漕ぎます。


半分ぐらいまで帰ってきたところで、やけにペダルが重く感じるなと思ったら風が止んでました、、、あんなに吹いてたのに~
おまけに最後の10kmぐらいは向かい風になるという、荒川CRあるある。
こういう時は何故かすごく損した気分になります(´・ω・`)


どびんやの団子は大好きなので、これを食べてからグルッと回って帰るルートを発掘しよう。
ホンダエアポートより荒川CRを北上するルートは、変化が無くなるので走ってて飽きしてしまうんですよね。

冬の間に痩せるといいんだけどな。

 <走行記録> 
距離   :107.8km
カロリー :2115
平均心拍 :149bpm 
最大心拍 :189bpm 
走行時間 :4時間33分 
経過時間 :6時間36分 
平均速度 :23.7km 
最高速度 :39.7km 
獲得標高 :217m(ガーミン)
平均ケイデンス :77rpm 
最高ケイデンス :158rpm 
平均気温 :8.1度 
最低気温 :7.0度

20161120.SUN リベンジ紅葉ライド

20161120.SUN
天気予報によると前日とうってかわって、この時期にしては珍しく最高気温が20度近くの晴れ模様になるとか。寒すぎない紅葉ライドなんてそうできるものではない、ということで10月のブルベで果たせなかったリベンジライドへ。


行き先はブルベで知った走りやすいルートの志賀坂峠と、そこから繋がってる八丁峠とやらを走ってみることにしました。



ここを走るには距離的に自走では厳しいということで、サクッとトランポします。
秩父まで行くと帰りが大変そうなので、小川町辺りからスタートする計画です。

はい、寝坊しました、、、
気づいたら5時半、、、
計画していた小川町からスタートだと、往復で定峰峠を越えたりする必要があり時間が足りません。これは秩父スタートにするしかない!

正丸峠付近までなら、若かりし頃に朝早くか夜遅くに何度も(車で)走ってましたけど、秩父までは初めてです。
急遽調べた結果、「道の駅 ちちぶ」へ向かい9時過ぎに何とか到着。


すぐに準備してスタートします。
志賀坂峠までは10/30に走ったブルベと同じコースなのでルートは完璧。というか、いたって単純。
寒くもない良い天気のライド日和のなか、気持ちよく進みます。
途中の橋で。何となく紅葉が進んでいる気がします。
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ただ、晴れなのに前日の雨で日陰はフルウェット、日向はドライの繰り返しで、今日こそ泥除けが必要でしたね、、、(´・ω・`)
必要無い時に付けてて、必要な時に付けていない、泥除けあるあるでした、、、


この前のブルベと違うのは、志賀坂トンネルからさらに人気の無い八丁峠へ向かうので、補給ポイントが50km以上無いことです。ですので、志賀坂峠へ向かう国道299号の「黒海土バイパス前」交差点にあるセーブオンで最後の補給をしておきます。

ということでセーブオンを出発して志賀坂峠を目指します。
相変わらず道が広く綺麗な割に交通量が少ないので、気持ちよく走れます。ほとんどが木々に覆われているので、景色としては後半にちょろっと見晴らしが良いところがある感じでしょうか。でも走りながら木々の隙間から見える景色はなかなかのものです。
激坂が無いのも精神的にイイですね(^^)
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そんな感じで志賀坂トンネル前に到着。
当たり前だけど、ブルベ(10/30)の時より紅葉が進んでます。
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これから走る八丁峠を目指すルートの看板がありました。
どうやら正式には「林道 金山志賀坂線」らしく、今日のルートでは終点->始点へ向かうようです。
ルートラボによると、始点からよりも志賀坂峠経由の方が斜度が緩そうですね。
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補給食を食べて出発します。
すると、まさに「林道」に相応しい道(^^;
まぁ、砂利道じゃないだけマシですけど、デコボコのアスファルトに落石の尖った石と、車の轍以外にはびっしりと落ち葉が敷き詰められています。しかも普段なら車なんて通らないでしょうが、今は紅葉シーズン真っ盛り、、、
たまにですけど車やバイクが走ります。すれ違うにはアスファルトが全く見えないぐらい積もった落ち葉へ突入するしかなく、パンクにヒヤヒヤものでした。ここを走るなら28Cとか30Cとか太めで頑丈なタイヤを履いたバイクの方が気分的に安心感がありますね(^^;
今日に限ってふつうの23Cを履いてるクロモリ(Calamita due、通称カラコ)だったので、なおのこと落石を踏まないように気にかけてました。


ある程度(2kmぐらい?)上ったら、なぜか道がキレイになって俄然走りやすくなりました。路面はともかく、志賀坂トンネルからさらに5、6km上り続けるだけに、周りの木々は紅葉が進んでいて綺麗です!なのでチョイチョイ止まっては写真を撮る感じで、ユルユルと上ります。
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八丁峠の標高は1200mだけに、周りの山々の頂上が目線の高さにあったりと、上ってる感がある風景も楽しめます。
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斜度は八丁峠に到着する直前に10-11%が100mぐらい出てくるだけで、それ以外は4-9%で5-6%がほとんどですかね。志賀坂峠をそのまま延長した感じな上に、撮影で止まるのでさほど苦労することなく八丁峠に到着しました。
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八丁峠に着いたら、駐車場があって満車に近いぐらい停まってましたが、人影は皆無???
トイレ小屋があったぐらいだから、おそらく登山ルートでもあるのでしょう。


これが八丁トンネル。
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そこそこ距離があるけど電灯は無く闇のように真っ暗なので、明るいライトが無いとかなり心細いかと(^^;
このトンネルのために今日はVOLT800を装備してきたので完璧。この前のブルベのために購入したやつがここでも役立ちました~
まぁ、道幅があって端までキレイに舗装されているので、VOLT300でも走れないことはないかと思います。

明るいライトより必須装備なのが、ウィンドブレーカーですね(時期にもよるけど)。
事前に寒いと聞いていたので、念のためにウィンドブレーカーを着てからトンネルに入りました。入ってしばらくは着てなくても全然平気だったんですが、トンネルから出る頃には身体が震えてくるぐらい寒くなってました(T_T)
志賀坂側からトンネルに入ると2%ぐらいの上り基調でもこうだったので、逆からの下り基調ではさらに寒いでしょう。震えながら出口から出ると、曇っている日差しでもとても暖かかったです( ´ ▽ ` )


出口で一息つきながら、箱根からドライブしてきた年配夫婦としばしお喋りをして再びスタートします。
とはいっても基本的に後は下り基調!\(^o^)/
ワーイと思ったのもつかの間、ここは林道だったのです。路面ががが、、、((((;゚Д゚)))))))
とてもスピードを出せる状況ではありません。それどころか、石も避けながらデコボコも避けながらコーナーでは砂利だらけの下りで、かなりの時間ブレーキを握り続けてスピードが出ないように制御する必要があります。カーボンリムだとブレーキ面やデコボコ具合で走りたくないような気がします(持っていないから知らないけど)。安いアルミリムホイールが一番でしょう!シマノのRS11を履いてる自分は最強です(^^)


こちら側のルートは終始山に囲まれているようで日向がほとんどなく、はっきり言って寒いです(下ってるのもあるでしょうが)。とは言え、上ってたら斜度があるので寒さは感じないかも。これまた昨日の雨のせいもあり路面はほとんどがウェット状態で、コーナーもコワゴワ回る感じで、一言で言うなら下りには向いてません。
途中で何人ものサイクリストとすれ違いましたけど、皆さんこちらから上ってますね。でも、上りだと斜度的に結構ツラい感じなので、なかなか難しいところ(´・ω・`)


暫く下ると、ニッチツの石灰石採掘場が出てきます。稼働しているので、日曜以外だとダンプがそこそこ走っているのではないでしょうか。石灰石を採っているとなれば、とうぜん路面が白いです。そして汚れます。笑
ウェットでもドライでも汚れます。自転車もそうですが車で走っても相当汚れます。以前、栃木の蕎麦屋さんに行った時に、途中に石灰石採掘場があって、洗車したばかりの車が真っ白になった苦い経験が、、、(^^;
自転車の方がタイヤが細い分まだマシですね。

で、ここにあった簡易郵便局。



この後ぐらいから道もキレイに広くなって川沿いを走るのもあり、自然の景色をかなり堪能できるようになります。ここはダウンヒルしてても楽しかったし、上っていてもまだ斜度がキツくないので景色ともども楽しめるでしょう。






夏にこっちから上れば涼しいし、志賀坂トンネル(林道の終点)まで行っても、その後ダウンヒルしてすぐにお店が出てくるので補給も何とかなりそうな気がします。
気になる点としては、秩父から国道140号線を通って県道210号線に入るルートが、ずっと上り基調で長いトンネルを幾つも走らないといけないことでしょうか。センターラインにはキャットアイだけなので大抵の車はセンターラインを越えたりして自転車を抜けるけど、トンネルが苦手な人にはちょっとキツイかもしれません。


ちょっと不思議だったのは、八丁トンネルの前後で外人の自転車乗りと何人もすれ違いました。全部で7、8人はすれ違ったかと。ソロもいればグループもいましたね。外人には有名なルートなんでしょうか?
絶景というほどでもないし、路面や沢山のトンネルからも決して走りやすくもないと思いますが(^^;


140号線にあった滝沢ダム


県道210号から彩甲斐街道という国道140号へ合流して秩父まで走っていて気がついたのは、一般道を走っているのに10km単位で信号を見かけてないなということでした。どうりでやけに走り続けてる印象があったわけです。ずっと軽い下り基調だったので思わず足を回してしまい、心拍170台で走っていたようです。そのせいで約100km紅葉ライドの平均心拍が160台という、脂肪を燃焼するはずの有酸素運動領域をほとんど使ってないのでは?と疑いたくなる数値が出てました。笑
夏バテでアイス食べすぎて太ったので痩せたいはずなのに、、、


せっかくの秩父なのに補給食(コンビニで買った饅頭と羊羹)しか食べていなかったので、美味しい蕎麦でも食べて帰ろうかと考えていたけど、なんせ秩父から車で299号線を走って帰ることを考えると、少しでも早く車の元へ帰りたい。
渋滞が大嫌いなのでどこにも寄らずに車がある道の駅ちちぶへ。何か食べないとマズイというのもあって、道の駅でパンとラスクをゲット。


で、15時に帰ろうとしたら、まず道の駅から出るのに15分掛かる、、、
(「道の駅 ちちぶ」と「あらかわ」に車で行くのはホントにお勧めしません。とんでもない渋滞にハマって人間性が荒みます)
何とか国道299号で東へ向かうも、すぐに渋滞、、、大渋滞、、、信号がほとんど無いこのルートでどうして渋滞するのか、、、まぁ、ずっと先でたまに出てくる信号から繋がっているのかもしれないけど。(´・ω・`)
299号で予想以上の時間を食ったことで一番混雑する17時過ぎから飯能や所沢を通るハメになり、これまた渋滞にハマる悪循環、、、
結局、帰りは一度も休まずに(コンビニにすら止まってない)4時間半掛かりました。
何という時間の無駄、、、


とはいえ、綺麗な紅葉が観られたのは、リベンジライドして良かったです(*^_^*)
秩父はメインの通りから小道へ入ると、幾つも滝とかがありそうなルートがあって、もっと沢山自転車で走ってみたい場所ですね。
また走りたい!


P.S.
299号線を使うようなトランポはもう二度としないでしょう。
おそらく全体の結果としてみれば、自転車に乗る距離と時間は伸びるけど、小川町か和紙の里(リニューアルして道の駅へ)にトランポした方が早く帰れると思います。299号は逃げ道がありませんから。
どうしても車で秩父へ行くなら、秩父を19時頃発とかなら快適に帰れるかもしれません。


<走行記録> 
距離   :96.7km
カロリー :2047
平均心拍 :162bpm 
最大心拍 :187bpm 
走行時間 :4時間12分 
経過時間 :5時間20分 
平均速度 :23.0km 
最高速度 :57.3km 
獲得標高 :1427m(ガーミン)
平均ケイデンス :76rpm 
最高ケイデンス :133rpm 
平均気温 :13.0度 
最低気温 :10.0度

今の電気自動車は普及しないでしょ

※ただの自動車好き素人が思う意見です。


最近、欧米のメーカーが電気自動車(EV)に力を入れていて、日本でもこれからはEVが普及するような記事を見かけることが増えてきました。
ですが、EVが普及するには、最低でも充電池の革命が必要だと思います。

・充電するスピードをガソリン満タンにするのと同程度にする。
・充電池の寿命は10年程度は実用的な劣化に抑える。

まぁ、それ以前に家に車を置いてある状態で充電できる環境が前提になるかと思いますけど。
都市部から離れた一軒家が当たり前の地域で初めて、この前提をクリアできる程度ですかね。
人口が多い都市部では人口が極端に減っていかない限りは無理でしょう。


現時点でEVを持つには、
 ・家で充電できる環境がある
 ・セカンドカーでEVを持てる
という人ぐらいではないでしょうか。

それでも、充電スピードが改善されない限りは近所の足代わりにしか使えないと思います。


多くの家庭では車は1台運用です。その1台で遠出もするのが現実です。
いくら満充電で500km走れたところで、ちょっと遠出する時には給電は必須です。
今の充電池では満タンにしないまでも、30分,1時間を給電に要します。それも自分が給電したい時に始められての場合です。まして、出発時に満タンでなかったら、途中で給電する可能性があります。そのために30分、1時間と余分に時間を取れるでしょうか?

例えば高速のサービスエリアで給電しようとした時に、既に2台が給電待ちをしていたら自分の給電が終わって走り出せるのはいつになるでしょう?
人によってはそこで2時間かけて満タンにするかもしれません。ガソリンスタンドと違って、給電中はドライバーは大抵待っておらず、どこかへ時間つぶしに行っています。なのでピッタリ給電終了の時間に戻ってくるとは限りません。(呼び出す仕組みができるでしょうけど)
サービスエリアならまだドライバーが戻ってくる可能性は高いですが、これがホテルや観光地だったらどうでしょう。平気で2,3時間ほっておくドライバーがいると思います。でも待っている方はずっとその場にいないといけません。

旅行は給電タイミング次第でスケジュールを変更しないといけないことになります。
こんな状況で我慢できる人がどれだけいるでしょうか?

既にEVに乗っている人は「そんなことは無いよ、大抵給電スタンドは空いてるよ」と言うかもしれません。でもそれはまだEVが普及していない極少数派だから使えているだけです。


EVは走っている間のコストが低いというのは良いことですし、すぐにフルトルクが出せるというのも動力性能としてみても良いと思います。が、全てのEVとしてメリットを上回るデメリットが充電時間です。日本での(特に都心部)での一般的な使い勝手からすると、とてもEVがガソリン車の代替になるとは思えません。
日本メーカーだってこの程度のことは分かっているでしょうが、メーカーは最大市場である北米を中心とする戦略を取らざるをえないので、EVにも力を入れているのだと思います。

EVの最大のデメリットは充電時間です。
この解決無しに本当の意味でのEVの普及はないのではないでしょうか。


インフラもガソリンと変わらず、補給時間も変わらない「燃料電池自動車(FCV)」こそが、ガソリン車の代替えになるのではないでしょうか。これであれば、スタンドで水素燃料をガソリンと同じ感覚で補給できるわけで、ユーザーの使い勝手も変わりません。インフラだって今まで通りスタンドに任せておけばよく、家や駐車場にわざわざ設備を作る必要もありません。
各地でインフラを充実させるというのは、観光地であったり駐車場を持つお店であったり、マンションの駐車場であったり、それぞれの場所で負担することになり、結果として嫌でもモノの値段や家賃などに反映されてくるはずです。であれば、そういう必要が一切ない(スタンドだけは新規設置が必要、政府が援助するべき)FCVこそが、結果として誰にとってもデメリットよりメリットを享受できると思います。

現時点でのFCVの最大の問題は値段でしょうが、ハイブリッドやEVだって最初はとても高価だったのです。
ガソリンエンジンが消えゆく路線が高まってきた現在となっては、最も費用と手間がかかるインフラ面が最小限で済むであろうFCVに、メーカーも政府も注力してどんどんコストを下げていって欲しいと思います。

20161105.SAT 長野de蕎麦めぐり(長野1日目)

20161105.SAT
先月、自転車で渋峠を走りに長野へ行ったけど、今月も再び長野へ。
今回は自転車は関係無く、友人と長野の友人へ会いにドライブです。

同じように長野へ行ったのはもう4年前らしい(^^;
前回は友人の車で行ったので、今回は自分の車で行きました。

6:40過ぎに出発して友人をピックアップし大泉ICから高速へ。予想通りの渋滞にハマりながら横川SAで休憩しつつ、長野ICへ11時前に到着。
いい天気だぁ。(写真は横川SA)
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現地の友人をピックアップして、目指すは戸隠半ざる食べ歩き!
どうやら新そばになる10月末から1ヶ月だけ、半ざる食べ歩きイベントをやっているようです。
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最初は都内でよくやっているラーメン博みたいな、各地からお店が集まってきて出店している場所があるのかと思ったら、そうではなくて実際の店舗を回るやつでした。イベントに参加しているお店で券を購入できます。最初のお店で購入して4店舗のスタンプを集めると、それが応募券になって年越し蕎麦が当たるかもしれない企画に応募できる仕組みです。食べ歩くということで蕎麦は半ざるの券があり、2000円=500円券 x 4枚になります。

実際の店舗を回るということで、車移動は必須ですね。まぁ、この辺りへ来る人はほぼ車でしょうけど(^^;


長野駅から戸隠へ行くルートにはそこそこ有名な「七曲り」というルートがあります。
坂好きな人がここを自転車で走ってるようなブログなどを見かけますが、ここを自転車で走るのはとてつもなく迷惑なので止めた方がいいです。一度でも行けば分かりますが、車でさえすれ違うのがギリギリの車線幅しかなく(そもそもセンターラインが無い)、路肩はゼロです。その上に急斜面かつ急カーブの連続で、路面が日本の道とは思えないほど凸凹です。そこを白石峠よりも遥かに多い台数が往来していて、車でさえカーブでは10km/h以下の徐行運転になる人が続出するようなところです。そんなところを自転車が走ってると車からは100%邪魔者扱いされるでしょう。というか、自転車を避けて走るのにもかなりの危険を伴います。ドライバーにとって危険ということは、抜かれる自転車乗りにも相当危険だということです。法律上走れるからと言って、どこでも走っていいというものではないと思います。道路を共用している以上、お互いの目線から考えていかないと上手くいかないでしょう。そして間違いなく自転車で走ることは想定されていないかと。他に路面も風景も綺麗な道路があるので、多少遠回りしてでも自転車ではそちらを走るほうが100倍幸せなのは間違いありません。


閑話休題
長野はすぐに山で信号が少なくてアップダウンのワインディング道路が多いので、ドライブが凄く楽しいです。人を乗せているので1人の時とは違って安全運転モードだけど、天気もいいし運転してて最高に気持ちよかったです。ただ、アップダウンがそこそこ激しいから雪が降ったらどうなの?と地元民に聞いたら、4駆でもないと近寄れないらしい(^^; 

そんなことで1軒目。
地元民がいるので、美味しいと評判なお店が分かります。
「たんぼ」に到着。混んでると聞いていたのに車をすんなり停められてラッキーと思ったら、

 「本日、臨時休業」

・・・・
どうりで空いてたはずだ、、、

気を取り直して、近くの蕎麦屋さんに入ります。

食べ歩きの券を購入して、そのまま注文。
友人が何気なしにメニューを見ていて、ふと。 
「半ざる 400円てあるから、ふつうに注文すれば100円安いね」 
(・∀・) 
はぁぁ~ホントだ!! 
なんで食べ歩きの券(500円)で半ざる食べてるんでしょ。笑 
という1軒目にして新発見があったけど、たまたま選んだお店がこの値段だっただけで、他ではもっと高いかもしれないでしょ、と納得することにしました。 
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★ここで戸隠そば豆知識★ 
メニューには「ふつうで5ぼっち」「半ざるで3ぼっち」とあって、「ぼっち」てなんぞや? 
「ぼっち」はざるそばで皿にならべてある一束のことを指すようで、しかも戸隠でだけの用語とのこと。戸隠以外だと通用しないようです。 


先週の秩父でも美味しかったけど、さすが戸隠。とりあえず入ったお店だったけど凄く美味い! このコシのあり方が、コンビニのざる蕎麦とは違う!(比較対象で怒られそう) 
つゆは変に濃くなくてサッパリしてる感じ。これまた好み。蕎麦湯入れたら、ごくごく飲める美味しさ!半ざるなので、あっという間に食べてしまいます。 


さぁ、次。 
うちらは4店舗回るので、1店舗だけで時間を潰す訳にはいきません。蕎麦屋は沢山あるのです。戸隠バードラインを気持ちよくドライブし、戸隠神社まで行きます。
中社の駐車場に停めて、いざ「うずら家」へ。
かなり有名とのことである程度待つのは覚悟の上で店舗へ行くと、

「12時で本日の受付を終了しました」

えっ!
只今の時間、12:40。
とっくに終わってた、、、
どんだけだよ!

しょうがないので、地元民情報で隣の蕎麦屋も美味しいとのことで行くと、受付はしてるけど相当待ち時間がありそう、、、うずら家に間に合わなかった客が流れるのもあるのかな(まさにうちらではないか)。もう13時前であと3軒回ることを考えると、待ち時間が長いのはやめて、とりあえず入れそうなところへ行こうと。

歩いて行ける範囲に何店舗も蕎麦屋があるので、テキトウに歩いて入りました。
やっと2軒目(^^;
「そばコロッケ」なるものがあったので注文。
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蕎麦は秩父で食べたのと同じような細切り系。細いけどコシがあってやはり美味しい。
そばコロッケは文字通り、中身がそばになっていて、よくあるお芋コロッケのパサパサ感はありません。コロッケと言われないとコロッケとは思わないかも。かなりサッパリしてて、お店の方からはお塩入りますか?と言われたけど、食べる前だったので「大丈夫です」と返事したのが悔やまれました。これは塩があった方がいいかと(^^;

ついでに中社の御神木でも。
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3軒目は地元民が美味しいと聞いている「そばの実」へ。
が、到着すると駐車場にさえ入れない状態でした、、、

あと2軒もあるし、へたすると猿に間に合わないかも、ということで店舗を選ぶのはやめて、奥社手前の公園の駐車場(実はここなら無料)に停めて、歩いて奥社方面へ。
奥社入り口にあることもあって人が多く15分ほど待ちました。
奥社への入り口が目の前。
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待っている間にせっかくだったので、そばソフトクリームを(^^)
他の店舗でもそばソフトは売っているけど、ここだけは「だったんそば」を使っているとのこと(実はよく分かってません)。
食べるとたしかに蕎麦の味がするし、甘過ぎず美味しい~!お薦め(^^)
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そしてお蕎麦。麺の太さは1軒目のと同じぐらいで、コシの感じが似てましたね。
つゆは微妙に味付けの方向が違う感じだったかな(たぶん)。
もちろん文句なしに美味しい!
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時間はもう15時前。
4軒目はこのまま歩いていける手前の「奥社の茶屋」へ。
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ここだけ他の蕎麦屋と雰囲気が少し違いました。
食べ歩きガイドブックにある店舗紹介でも「デザイナーが手がけた建屋」とありたしかにオシャレ感が出ています。そのオシャレ感が戸隠という雰囲気ではなく、軽井沢や都心にあるようなおしゃれ~な建物なので、自分は逆に違和感を感じました(^^;
店内でもフリーWifiがあったり、メニューにスイーツが幾つもあったりと、都心にある利便性を持ち込んだお店の印象を受けましたね。

肝心の蕎麦ですが、美味しいことには変わりありません。
あえて言うならですが、ここまで3軒食べてきてそれぞれ自分でも分かるぐらいの個性(違い)がありました。が、ここではすぐ近くの3軒目と同じではないかと思うぐらい似ていたことでしょうか。
美味しいんですよ。ただ、これまでのように違いを感じられなかったかなと。
ま、けっっしてグルメとは言えない自分なので、正直、当てにはなりません(*^^*)
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ついでにスイーツがあったので食べてみました。
「鯛ならぬ鯉焼き」
ただ、これはとっても残念な味でした、、、
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ちなみに、友人がここで売っている「そばソフトクリーム」を食べたけど、凄く汎用的な味だったとの感想。少なくても「そばソフトクリーム」は「なおすけ」の方が断然お薦めかと。


ともかく、ここで半ざる食べ歩き4軒コンプリート!\(^o^)/
けっこうな時間が掛かるもんですね。 

蕎麦が有名な地域に来ても、たいていは1店舗でご飯として食べて終わりなので、今回のような食べ比べができたのは、結構貴重な機会だったなと(^^)
ざる蕎麦だけでも、どこも美味しいのにこんなにもお店で違いがあったとは驚きでした。ラーメンとは違って見た目はどこもソックリですからね。 
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さて、既に15時過ぎてたので16時までの猿は諦めます。この場所から35kmぐらい離れてるし。
なので焦らず、気になっていた3軒目へ戻り「牛まん」ゲット(^^)
お肉が豚ではなく牛で凄くサッパリしてました。なかなか貴重。
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駐車場まで戻る際に、来たときの道路ではなく森(?)の中を散策して帰れるルートがあったので、ゆっくりと散歩しながら戻りました。
すると、そのルートを歩いている観光客が自分達以外おらず、ところどころにこんな看板が幾つも。

「最近、熊の目撃情報あり(ツキノワグマ)」
ツキノワグマ!?
オイオイオイオイ、よりによってかい。

ルートがだんだん森の奥に行くに従って周りはシーンと静まり返ってるし、今にも熊と出会いそうな雰囲気満点で、3人共だんだんと足早になっていきました。笑
出会った時に逃げたらヤバイよね、
でも逃げないとヤバイよね、
どっちだよ!(・_・;) 
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歩くこと20分ほど。駐車場が見えた時には、真面目にホッとしたものです。きっとこれが被害妄想というやつなのでしょう(^^;


さて、猿を諦めたとしてもまだ16時前。
さすがにこのまま長野市内へ戻るには早いよねと。(1時間かからないですからね)

じゃ、夕日に照らされる天狗でも見に行きますかということになり、飯綱の霊仙寺湖へドライブ。
天狗発見。
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長野でも今年は紅葉がイマイチであまり紅葉という色づき感がなかったけど、天狗の周りはなかなかの色づきっぷりでした。これが天狗の力?笑
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すぐそばに「天狗の館」という温泉があるとのことで向かいます。
すると、温泉なんだけど駐車場になぜか「スラックライン」が設置されています!
※夢中になるあまり写真を撮るのを忘れました。ググりましょう。

初めてだったけど、最初は太さもあるし簡単でしょ、と。
全然できない!!!
ナニコレ!!
ただ渡るだけなのにこんなに歩けないものなのか!!

自分だけならまだしも2人も同じように全然歩けない。
そして、気がついたらいい歳した大人3人が1時間以上もやり続けるという次第に。笑
うちら温泉に来たんだよね、、、
温泉の入口まで10mなんだけど、日が落ちたのに駐車場の明かりでやり続ける大人3人。
だんだんとコツを掴んで渡りきれるコースも出てくると、尚更やり続けてしまうという(^^;
ちなみに、ただロープの上を渡るだけなのに体幹を鍛えられてジョギングの2倍のカロリーを消費するとか。これもの凄く楽しかった!!
たぶん、これで体幹鍛えると自転車でも良い方向へ働くかと。 

さすがに、外は真っ暗だし、いい加減に温泉に入ろうということで終了。笑
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寒い上に汗もかいていたので気持ちよく温泉に入り、出た後は定番のコーヒー牛乳で締める!
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身体も温まったところで、長野市内へ戻りホテルへチェックイン。
ご飯はここで「ぼんさんて」
長野は馬肉が有名らしくいろいろと注文。
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盛り合わせには希少部位という「こうね」というタテガミのところの脂身(?)を初体験。
うん、自分には合わない!笑
赤身が最高に美味しかったです~
写真はないけど、「うまカラ」という赤身の唐揚げ(衣はついてない)も最高に美味しかったです。

マグロもそうだけどやはり赤身が最高ですな!
中トロとか上トロとか脂身が入ってるなんて論外。

他にも山賊焼きも凄く好みの味で、出てくる食べ物全部が驚くほど美味しかったです。
なのにとてもリーズナブルなのがまた凄い。これ以上食べられないぐらい食べて、飲み放題とか付けてなくて1人5000円しなかった!これだけの食べ物と飲み物の質だと、都心なら8000円以上は掛かってそうな感じ。

こんな感じで大満足な長野の1日目を終えたのでした。

長野の旅は2日目に続く。

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